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なぜ「都心に住みたい」のか。東京は緑で溢れている!

  • 執筆者の写真: asakabase2020
    asakabase2020
  • 2020年7月13日
  • 読了時間: 4分

朝霞のみなさんこんにちは。elephantのみなさんこんにちは。朝霞でないみなさんもこんにちは。

暑いねぇ。


社会人一年目なので毎日自己紹介ばかりしています。同期や上司に「朝霞市出身です」って言うと「あー、ね……」と言われます。そっちが聞いたんじゃないか!


それにしても、まるまる20年失われたというのに、都心に住みたいという人はまだまだ多いんですね。てっきり昔の価値観だと思ってたんですけど、97年生まれの新卒でもがぜん都心に住みたがりです。「目黒区で一人暮らししてるけど、彼女には渋谷って嘘ついてる」という子もいました。うーん。そうかぁ。


みなさんも「都心に住みたい」ですか?


あの、「都心で働いて、郊外に住みたい」ってことはないですか??

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↑みんなの住みたい街をものの1,2年で操作できる最強集団・リクルート


よく言われてるのは、アングロサクソンは郊外に憧れ、それ以外は都心に憧れる……というものですね。ちょっと極端? と思いますがまぁよく言われています。アメリカやイギリスでは郊外に住んでいると裕福で、フランス等ヨーロッパの一部やアジア諸国では都心に住んでいると裕福という傾向があるそうです。


(いつか中国人の先生が「自分は上海郊外の出身だ」と自虐気味に言ったら、アメリカ人留学生から「先生はお金持ちなんですね」と言われて驚いた、と話していました)


ならば、日本はもちろん後者! ……と思いがちですが、これはあくまで東京で顕著な傾向であるという点は覚えておきたいところです。例えば関西では決してオフィス集積地ではない兵庫県の芦屋や西宮といったエリアに高級住宅が立ち並びます。これは東京ではあまり見ない傾向ですね。とはいえブランド地名の世田谷区も一応郊外ですし、逆に大阪で「梅田に住んでる」とか「道頓堀に住んでる」と言ったらもしかしたらそれはそれでカッコイイのかもしれないし、基本的に日本ではどちらのケースもある、と言っていいと思います。ただ東京は特にオフィス街住みたがりの傾向があるということは言えるでしょう。


その理由として私が感じた東京と大阪の違いとしては「東京は都心でも緑が多い!」です。皇居の周りとかこんもりしているし、街路樹も多いんですよね。渋谷の息苦しい(渋谷の人ごめんなさい)オフィス街に住んでいて、ふと緑が恋しくなったら、明治神宮でも新宿御苑でも行けばいいんです。都市と結構ザックリ分断された空間になるし十分リフレッシュできます。郊外の大きな魅力である「緑」が都心にも備わってしまっているのが東京の今なのだと思っています。なるほどみんな都心に住みたいわけですね。


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↑なぜか志木が都会みたいになってるマンションの広告


それで、


なんでこんな話してるかって言うと、朝霞の今後の魅力を考えたときに「東京と違って緑が多い」はすごーーーーーくムリのある話だと思ってしまうんです。

もちろん銀座や六本木よりは多いと思いますが、先程言ったように都心部でも緑の多い場所はあるし、23区で言えば練馬や板橋だって十分多いわけです。緑って、あるに越したことはない要素ですが、朝霞の最大の魅力として謳うには弱すぎます!


郊外の魅力はあくまで緑+αで考えたいです。人が優しいとか、デカいモールがあるとか、あるいは川越のように統一されたデザインでイメージ戦略を図ってもいいですし、都心ではできないこんなことができる、というようなコトの価値も大事です。


朝霞の基地跡地に世界遺産とか日本を代表する観光地というところまでは求めてないけど、まず東京都心にはない魅力から探って、それをしっかり朝霞に定着させることはシンボルロードのひとつの役目だと思っています。市民の憩いの場になればそれで十分という意見もありますが、僕個人としてはそこがずっと念頭にあります。まずは都内の人に週末遊びに来てほしいですね。でもそのためには光が丘公園より魅力的である必要があるんですよ。難しいねぇ。


文責:増田(S.M

冒頭で暑いねぇと言いましたが、テレワークなのでかなり涼しいです。

 
 
 

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